耕作放棄地
以前は耕作していたものの、一定期間作物を作らず、今後も耕作する意思がない土地を示す言葉です。
土地を知る
使われなくなった農地のこと、能登で起きていること、そして私たちが泥ん子運動会を始めた理由を順番にまとめました。

現地から考える
数字や制度だけではなく、実際の農地と、そこで活動してきた人の姿から企画を考えています。



言葉から
似た言葉を混同しないよう、基本の意味を整理しました。
以前は耕作していたものの、一定期間作物を作らず、今後も耕作する意思がない土地を示す言葉です。
現に耕作されておらず、通常の農作業では作物の栽培が難しいと判断された農地です。
耕作されていない、または利用が著しく不十分な農地を制度上確認する言葉です。
出典:農林水産省「農業資源調査の概要」「用語の解説」「荒廃農地の発生防止・解消等」をもとに整理しています。
数字から
令和6年度は、そのうち9.8万haが再生利用可能とされています。一年間に新たに発生した荒廃農地は2.4万ha、再生利用された面積は0.8万haでした。
出典:農林水産省「令和6年度の荒廃農地面積」(令和7年3月31日現在)
平成27年から令和6年度までの全国値です。令和3年度から調査内容が見直されているため、令和2年以前との単純比較には注意が必要です。
単位:万ha。出典:農林水産省「農地に関する統計」「荒廃農地面積の推移」
整地などによって再び使えると見込まれる土地と、再生が難しいと見込まれる土地があります。
発生・再生利用の単位も万haです。
出典:農林水産省「農地に関する統計」「荒廃農地の発生防止・解消等」。※令和6年能登半島地震の影響により、珠洲市を含む石川県内の一部市町については、荒廃農地面積の一部に過年度の数値を用いて集計されています。
なぜ増える?
人のこと、暮らしのこと、土地の条件、災害。いくつもの事情が重なります。
農業を続ける人や、引き継ぐ人が見つかりにくくなっています。
水路や畦畔などを地域で一緒に管理することも難しくなります。
狭い区画や排水、傾斜などが、作業を続ける負担になることがあります。
農地や水路、農道の被害が、もう一度農業を始める大きな壁になります。
私たちにできること
農地や水路の本格的な復旧は、農業者や行政、専門の方々が進めています。私たちはその代わりをするのではなく、まず土地を知る人、能登を訪れる人、地域の方と話す人を増やすところから始めます。

2026.9.20
約20m×50m、約1,000㎡の田んぼをお借りし、9月20日にここで泥ん子運動会を開催しました。今回使用した土地は、2027年春にレンコン栽培へ活用される予定です。

NOTO Re:Bloomの考え方
「能登に来た」「田んぼに入った」「地域の人と話した」という経験が、もう一度能登へ来る理由になればと考えています。
実際に人が入ったことで、安全面や排水、動線など、次に考えるべきことが見えてきました。
「支援だから」ではなく、「楽しそうだから行ってみたい」と思って来てもらえるイベントを目指しました。
競技の合間や休憩中に、地域の方・参加者・学生が話す場面がありました。
2026年にやってみて分かったことを残し、次は別の耕作放棄地での活動に生かします。
9月20日の実施結果は、開催レポートにまとめています。